講演会「高松塚古墳壁画の系譜―東西交流の視点から―」を開催します

奈良県立橿原考古学研究所では、高松塚古墳壁画発見50周年を契機に、2カ年計画で実施してきた「令和4・5年度共同研究 高松塚古墳をめぐる東西交流」の一環として、美術史・東洋史などの一線の研究者の方々とともに、高松塚古墳壁画のモチーフについて、東西文化交流の視点から研究を進めてきました。

今回はその成果を受け、「高松塚古墳壁画の系譜―東西交流の視点から―」と題する公開講演会を下記の要領で開催します。

 

1.名 称   公開講演会「高松塚古墳壁画の系譜―東西交流の視点から―」

2.日 時   令和6年3月20日(水・祝) 13時00分~16時00分

3.会 場   奈良県立橿原考古学研究所 講堂

〒634-0065 奈良県橿原市畝傍町1番地

TEL 0744-24-1101  FAX 0744-24-6747

4.入場料等  無 料(先着順 定員250人)

 

5.演目・講師

13:00~13:10 開会挨拶 橿原考古学研究所 所長 青柳 正規

13:10~13:40 帝京大学文化財研究所 講師 斎藤 茂雄

「高松塚古墳の時代のユーラシア東部」

13:40~14:10 橿原考古学研究所 主任企画員 中村 健太郎

「高松塚古墳壁画の男子群像の杖状の持物について―ポロをめぐる東西交流の視点から―」

14:10~14:40 橿原考古学研究所 副所長 川上 洋一

「高松塚古墳壁画の蓋(きぬがさ)について」

14:40~14:50  <休憩>

14:50~15:20 東京大学大学院人文社会系研究科 准教授 増記 隆介

「高松塚古墳壁画のある日本絵画史―五十年の研究史をふりかえって―」

15:20~15:50 名古屋大学大学院人文学研究科 准教授 影山 悦子

「高松塚古墳壁画の蓋の連珠文錦について」