アトリウム展示「同一文様鏡製作のための同型技法の再現実験」の開催のお知らせ

三次元計測を応用して古墳出土の銅鏡の研究をおこなってきた。なかでも同一文様の銅鏡の量産技術に注目している。その一つである同型鏡群に対して、陰影画像を用いた詳細観察と2点間距離計測等を用いて、鋳型の複製による笵傷の増加と、鏡経収縮を含めた製作モデルを2010年に作成した。それ以降、同型鏡について多数の研究が進められ、より複雑化したモデルも提示されている。そこで、同型技法についてのさらに理解を深めることを目的として、三次元計測を応用した再現実験をおこない、その結果を報告する。

会期:令和6年5月29日(水)~7月23日(火)
時間:8時30分~17時15分
会場:橿原考古学研究所 1階アトリウム
休日:土・日曜日、祝日
観覧料金:無料