本コンテストは、考古資料をより身近に感じていただくことを目的にした企画です。今回は第3回に引き続き「古墳」をテーマにしました。令和2年夏から令和3年1月12日まで作品を募集したところ、30作品ご応募頂きました。審査会を開催し、館長賞、友史会賞、メディア賞、由良財団賞が選ばれました。 (※コンテストの詳細はこちら) 【館長賞】 作品名「千古不易」 大井 陽さん(阪南大学) 【友史会賞】 作品名「盾持人が守り続けた帆立貝式古墳」 岸上維颯さん(奈良大学) 【メディア賞】 作品名「雪の南向塚古墳」 川崎竜太さん(長野市立下氷鉋小学校) 【由良財団賞】 作品名「島根の石舞台」 東森 英さん(松江市立法吉小学校)
この撮影会は、考古資料をより身近に感じていただき、また今回テーマとした古墳のもつ魅力を再発見していただく企画です。 ※今年度の作品募集は終了いたしました。
第2回考古学写真甲子園 「古代の造形美を撮ろう!!」 受賞作品について
第1回考古学写真甲子園 「はにわ」を撮ろう!! の審査結果および作品展について
2018年9月に当研究所が80周年を迎えるのを記念し、「国民文化祭」にあわせて開催いたしました第1回「考古学写真甲子園」応募作品の審査結果を発表します。撮影会には県内14グループの参加があり、13作品の応募がありました。応募いただいたみなさま、誠にありがとうございました。 ★所長賞 作品名「主とともに」 奈良県立畝傍高等学校 代表・大窪佑季さん ◎友史会賞 作品名「始まり」 奈良県立添上高等学校 代表・河端宣慧さん 〇メディア賞(2組) 作品名「反り立つ埴輪」 奈良県立橿原高等学校 代表・前川和輝さん 作品名「とある埴輪の時間遡行」 奈良県立西の京高等学校 代表・安本崚佑さん <表彰式> 日時 : 9月3日(日)、13時~13時40分(予定) 場所 : 当館特別展示室 なお、当館特別展示室において、応募作品による作品展を8月31日(木)~10月1日(日)の期間で開催いたします。詳細はこちら
「小山田遺跡第8次調査(小山田古墳)の発掘調査成果」について
「館蔵品データベース」について
複雑な立体構造をもつ古墳時代甲冑の製作には、立体的な模型と平面的な設計図の存在が想定されてきました。先の研究では、精密な三次元計測で得られた甲冑細部の情報の分析により、横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)のなかに平面的な設計図「型紙」の存在を確認し、2013年にその成果を公表しました。 継続中の現研究では、短甲の特徴的ないくつかの鉄板に、さらにほぼ同形・同寸の事例を認めるなど、甲冑製作における「型紙」使用を追認する結果を得ています。このたびは、短甲の全体形状を規定し、その個性があらわれやすい部品、後胴押付板について、あらたに確認した2種類の「型紙」を紹介し、「型紙」という視点が、甲冑製作系統の識別、生産組織の解明に有効であることを示します。 会 期 : 平成29(2017)年3月7日(火)~ 4月16日(日) 開館時間 : 9:00~17:00 (入館は16:30まで、観覧無料) 会 場 : 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館ホール(フリーゾーン) 展示内容 : 解説ポスター 短甲形状比較 三次元静止画 短甲形状比較 三次元コンピュータグラフィクス ※平成26年度〜29年度 科学研究費基盤研究(B)「古墳時代中期における甲冑生産組織の研究−「型紙」と製作工程の分析を中心として−」(JSPS KAKENHI Grant Number 26284128,研究代表者:吉村和昭)の成果の一部です。 解説リーフレットはこちら