1361年8月3日午前4時頃地震がありました。震源地は・・・

カヅマヤマ古墳

カヅマヤマ古墳は「真弓崗」と呼ばれる一角に所在する7世紀後半の終末期古墳です。墳丘は東西24m、南北18m以上、高さ4.2m以上の方墳です。埋葬施設は吉野川の結晶片岩で築かれた磚積石室で、玄室内は床面以外の壁面と棺台に漆喰が塗布されており、石材の接合面にも大量に使用されていました。墳丘のほぼ中央から南側にかけて大規模な地滑り跡があり、645年前に発生した正平の南海地震によるものと考えらます。



カヅマヤマ古墳石室 (明日香村教育委員会提供)