アトリウム展「シルクロードの文字」
2023/05/09
奈良は「シルクロードの終着駅」と呼ばれ、古来大陸から多くの文化的影響を受けてきました。今回の展示は「シルクロードの文字」と題し、シルクロードの文字に注目して東西文化の交流を眺める試みです。西アジアで考案されたアラム文字が東へと伝播し、後のソグド文字、ウイグル文字、モンゴル文字、満洲文字につながりました。このうちソグド文字は、奈良時代の日本にも伝わっています。このような文字の東西交流の歴史の一端に触れることで、遙かなるシルクロードの世界に思いを馳せていただければ幸いです。
会期 令和5年5月16日(火)~7月28日(金)
時間 8時30分~17時15分
休日 土・日曜日、祝祭日
ただし、5月21日(日)、6月11日(日)12:00~16:30は観覧可能
会場 奈良県立橿原考古学研究所 1階アトリウム
観覧料金 無料
展示内容 シルクロードの文字に関する説明パネル