アトリウム展「長楽古墳群の埴輪」

奈良県立橿原考古学研究所では、平成29年から令和2年にかけて、県道36号天理王寺線長楽区間建設にともない、長楽遺跡の発掘調査をおこないました。長楽遺跡は北葛城郡河合町の北東部にあり、遺跡の西方一帯は馬見古墳群の北群にあたります。

この調査で、あらたに古墳2基を確認し、「長楽古墳群」と命名しました。令和5年3月に発掘調査報告書(奈良県文化財調査報告書第193集『長楽古墳群・長楽遺跡』)を刊行しましたので、今回のアトリウム展では、「長楽古墳群の埴輪」を中心に調査成果を紹介します。

 

会  期                  令和5年8月1日(火)~10月31日(火)

時  間                  8時30分~17時15分

休  日                  土・日曜日、祝祭日

ただし、「大和を掘る38」土曜講座の開催日(8月5日・8月19日・9月2日)、および秋季特別展研究講座の開催日の12時~16時30分は観覧可能

会  場                  奈良県立橿原考古学研究所 1階アトリウム

観覧料金                  無料

展示内容                 長楽古墳群(長楽1号墳・2号墳)の調査と出土埴輪についての説明パネル10点、および出土品34点