アトリウム展 「アンコール遺跡の保存と修復」及び公開講演会の開催について

橿原考古学研究所 1階アトリウムにおいて、下記の通り展示及び公開講演会を開催します。

【アトリウム展】
会期 令和元年9月24日(火)~10月31日(木)
月曜日~金曜日(土・日・祝祭日を除く) 8:30~17:15

入場無料

展示内容 カンボジア王国の世界遺産であるアンコール遺跡は、1992年に世界遺産に登録されると同時に危機遺産にも登録されました。これを機に世界各国の支援による調査・修復が行われ、現在では多くの観光客が訪れるアジアの重要な遺産となりました。各国からなるアンコール国際調整委員会では、日本国政府-APSARAアンコール遺跡救済チーム(JASA)も最初期から支援を行っており、現在はアンコールトムの中心寺院・バイヨン寺院の調査・修復を実施しています。この中の「浮き彫り保存対策委員会」には当研究所の所員も参画し、2007年よりJSPS科研費の助成を受け、調査研究を実施しています。
本展示ではその成果として、バイヨン寺院浮き彫りの劣化の原因と対策について調査研究の最新成果を示すと共に、寺院の調査・修復の内容をパネル、模型、修復に使用された図面等の展示にて紹介します。また、展示にあわせて下記の通り公開講演会を実施します。

バイヨン寺院調査・修復紹介パネル、バイヨン寺院模型・写真、レリーフ線画

 

【公開講演会】  「遺跡保存のこれからを考える」
日時 令和元年10月6日(日) 13:30~16:30

場所 奈良県立橿原考古学研究所 1階 講堂

入場無料

プログラム
13:30-13:45 「バイヨン寺院の保存と科学研究」 河﨑衣美(奈良県立橿原考古学研究所主任研究員)
13:55-14:45 「アンコール遺跡の修復」 中川武(早稲田大学名誉教授)
14:55-15:45 「世界石造文化遺産と保存科学」 澤田正昭(東北芸術工科大学教授)
16:00-16:30 総合討議

展示・公開講演会概要(PDF:404KB)